「ビックロ」オープンにびっくり４０００人

　ビックカメラとユニクロは２７日、東京・新宿に家電と衣料品を販売する新型店舗「ビックロ」をオープンした。両社によると、行列は開店直前には約４０００人に膨れ上がった。

　家電量販店とカジュアル衣料品大手という異色のタッグでユニークな売り場とサービスを展開。英語、中国語、韓国語で対応できるスタッフが常駐し、外国人観光客などを呼び込み「東京の新名所」を目指す。初日から中国人観光客も多く訪れ、中国語も飛び交っていた。

　開店式典には、ユニクロの柳井正会長兼社長、ビックの宮嶋宏幸社長らが参加。柳井氏は「ビックカメラのゴチャゴチャ感を生かしたい。ビックロ（びっくり）させたい」と笑顔で迎えた。

　ビックロは、新宿三越アルコット店跡の地下３階～地上８階。年間で６００億円前後の売り上げを目指している。