Kamis, 27 September 2012

台風17号 先島諸島これから暴風域に

大型で非常に強い台風17号は、沖縄県の南の海上を北上し、これから先島諸島が暴風域に入り、29日には沖縄本島地方に近づく見込みです。
台風は、30日には西日本と東日本に近づくおそれがあり、気象庁は、台風の進路など今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、大型で非常に強い台風17号は、28日午前3時には、沖縄の南の海上を1時間に15キロの速さで北へ進んでいます。

中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
沖縄県の先島諸島はこれから台風の暴風域に入る見込みで、29日にかけて予想される最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルと猛烈な風が吹くおそれがあります。
海上は大しけになっていて、29日にかけて11メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また、台風を取り巻く雨雲がかかるため、雷を伴って1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、29日朝にかけての雨量は、多いところで250ミリと予想されています。
台風は、29日には沖縄本島地方に近づく見込みで、その後も北東に進み、30日には西日本と東日本に近づくおそれがあります。
気象庁は、沖縄では突風や高波、低い土地の浸水などに警戒するとともに、台風の進路など今後の情報に注意するよう呼びかけています。

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